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2009/09/15 世界の航空会社 赤字5,500億円 [雑感]

日経新聞の記事です。

航空会社出身のわたしとしては看過できない記事です。ANAの平成20年度個別損益計算書によると、航空空燃料費と燃料に掛かる税金、空港使用料(着陸料など飛行機を飛ばせば掛かります)それに機材費で6,000億円かかります。 これは事業費(普通の会社で言えば売り上げ原価に相当します)の6割を占めています。

これらの費用は旅客数が減少したと言ってもすぐに減らすことができません。 旅客数がすくなくても燃料費はそんなに減りませんし、空港使用料は飛ばせばおなじです。 飛行機の費用である機材費は何年も前から導入を計画しなければなりませんし、不況になったからといって容易く減らすことができません。


旅客の減少にあわせて機材を小さくする工夫をしたとしてもたいした効果はでません。 つまり、固定費の比率が高くて収入が減少するとたちまち赤字になってしまうという体質なのです。


景気の悪化や新型インフルエンザの影響をもろにかぶったと言うことです。 厳しいですね。


こんななか、JALが外資の資本を受け入れる方向ということが言われています。 JALにとっては経営改善計画を迫られていることから、なんでもありということかも知れません。 しかし、デルタ航空が本当にいいのでしょうか? なにか外圧を感じます。


世界は航空業界にかかわらず、企業が企業を飲み込んでいく状況になりつつあります。 ますます寡占化が進むかも知れません。 独占禁止法の精神はどこに行ってしまうのでしょう。  路線数、資本力そのたいろいろ企業力を考えても、日本の航空会社のディスアドバンテージは明らかです。


国にとって航空行政は経済振興の点からして大きなウェイトをしめています。 空港問題を含め航空会社の存亡については、慎重に考えてもらいたいものです

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