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1010-05-04 平城遷都1300年祭をあきらめて [雑感]

娘が住む大津に行ったので、平城遷都1300年祭のイベントがあるというのでせっかくだからと奈良まで足を伸ばしました。 


京都から近鉄電車にのりましたが、切符売り場は大混雑でした。 せんとくんがキャラクターとしてふさわしくないのではという騒動は関東に住んでいても知ってはいましたが、こんなに関心をもたれているとは思っても見ませんでした。


近鉄の線路は平城京跡を横切るように通っていて、イベント会場の様が見て取れました。 人・人・人、行列だらけです。 幼児連れだったので、炎天下の会場では厳しかろうと思って、イベントに行くのは止めにしました。


6時間コースでジャンボタクシーを頼んでおいたので、近鉄奈良の駅で待っていてくれました。 初っぱなから「今日は道路が滅茶混み」ですとのお断りです。 


孫に鹿を見せることにしようと、とりあえず東大寺に向かうことにしました。 言葉通りの混みようです。 車のナンバーをみても全国各地からきていることが分かりました。  駐車場に入りきれないので、街中に車が溢れかえっているような様でした


東大寺に入るのに拝観券売り場で並びます。 入るまでに10分ほど掛かりそうだったので、孫に鹿のえさやりをやらせてみました。  中門の前にいた鹿は鹿煎餅にも興味を示していませんでした。 きっとえさを貰いすぎてお腹が一杯だったのでしょう。


九州からの修学旅行と30年ほど前に大阪の空港で仕事をしていたときに一度きていますが大仏様にも久々に会います。 現在の大仏殿は江戸時代に建て直されたものの様ですが、こんな巨大な建造物を木造で建てている技術水準に驚かされます。


ここまで来たからには孫に穴くぐりをさせなくては、列に並びましたが1時間くらい掛かってしまいました。 一人ずつポーズをとっての撮影ですから、それは時間もかかりますね。 中には親が準備する前にくぐり抜けてしまって、慌てて親からバックするように言われている子もいました。

長時間掛かって並んでもいざくぐる段になって尻込みする子もいて、そんなときは親も必死に説き伏せてくぐらせようとします。 なんだか証拠写真を撮っておかないとという感じで、ちょっと滑稽ではありましたが、子供が大きくなったときにはいい思い出になるのでしょうね。


奈良は仏像が素晴らしいですね。 興福寺の阿修羅像、広隆寺の弥勒菩薩、中宮寺の菩薩半跏像(伝如意輪観音)など数限りありません。 今回は渋滞が激しいので、大仏殿の近くだけにしておこうということで、三月堂(法華堂)、新薬師寺、法華寺ということにして、時間が残ればもう一つくらいということにしました。


法華堂は建物自体も国宝ですが、中の仏像は十二体が国宝で四体が重要文化財です。 本尊の不空羂索観音中心に他の十五体が円陣を組むように配置されています。


一体一体が相当な空間の中に置かれて、崇められていても良い位なのに、縦横20メートルくらいの内陣のなかにどちゃっとあるのに圧倒されてしまいました。

5月18日からは法華堂の改修が始まって一部の仏像は他のところに移されるそうで、これだけの仏像をそろってみられるのは今回で最後のようです。

聖武天皇の眼病平癒祈願のために光明皇后によって建てられた新薬師寺には、半眼ではなくて目を見開いた薬師如来座像の他十二神将があります。 そのうちバサラ大将の顔写真はよく見ますが、本物を見たのは初めてです。 

十二体ある内一体だけは国宝ではありませんが、それぞれ干支を代表しているので、私もシンタラ大将には祈願をしておきました。 案内してくれたジャンボタクシーの運転手さんによれば、一体は修復したものなので国宝から外れているとのことでした。


十二神将は大体160cmほどの大きさですが躍動感があって、天平時代の表現力の豊かさに驚かされます。


遷都1300年祭に行った目的は果たせませんでしたが、素晴らしい仏様に会えたので納得です。


四十年以上も前に阿修羅像を見たときに強烈な訴えかけを感じました。 古都としては京都の方が有名ではありますが、仏像をみるのであれば奈良でしょう。 これからも、奈良には訪れてみたいと思いました。

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